なぜフリーエージェントで戦力補強しすぎてはいけないのか?

4分50秒過ぎ「(当時初芝氏が所属していた会社がプロ入りを許可する為の条件3件目が)ロッテ以外っておかしくないですか?(笑)」と問いかけられた時の初芝清の返事が興味深い。(あくまで初芝清が所属していた会社の方針であって初芝氏の意向ではありません)

「当時、東芝府中から2、3人ロッテに(プロ入りして)行ってて。???(試合に?よく聞き取れませんでした)使ってくれないってイメージだったわけですよ」

これは初芝清さんがまだ東芝府中の社会人野球選手だったときにドラフト4位でロッテに指名されたものの、東芝府中の会社方針として指名がロッテ(当時はオリオンズ、現在はマリーンズ)だったら会社がプロ入りを認めないという方針だったそうです。

でも初芝さんは会社と交渉してロッテ入りを勝ち取ってめでたくミスターロッテの誕生となったわけです。

4番サード初芝は歴代ロッテでも個人的に一押しの選手なんですが危うく私は千葉マリンスタジアムで初芝選手を見られなかったかも知れないという話だったんですね。

(閑話休題)

さて、じゃあ初芝さんというより東芝府中が難色を示した理由なんですが、「使ってもらえない」というイメージがあったんで選手を出したくなかったというのが興味深いです。

だって、初芝さん本人が使ってもらえそうもないしロッテは嫌だなと思ってたならわかりますが、送り出す側の東芝府中が「うちの選手を出しても使ってもらええないしなあ」と難色を示すのってどんな心理だと思います?

だって選手で使われなくても東芝府中はお金で損するわけでもないんですよ?

でもそこは送り出す側の親心というのがあるんじゃないかと思うわけです。

せっかくうちの選手出したのにちっとも一軍で使ってくれない、これじゃ納得がいかないよ、そう思ってくれる会社っていうのはなんとも温かい社会ですよね。

東芝府中がいい会社なのか、初芝さんが愛された選手だったのかその両方なのかは定かではありませんが、送り出す側の気持ちっていうのもあるんだなとその裏が取れた気がします。

 実は、私はこういうせっかく選手を送り出しても使ってもらえないという事が続くと有望な選手を出してもらえなくなるんじゃないかと思うようになりました。

例えば巨人とか読売とかジャイアンツとかです。

野手を送り出しても同じポジションにFAとかドラフトとかで選手が来ちゃうと完成品の選手がライバルになるわけで一軍経験も積めないまま代打と代走くらいで5、6年後に解雇されたんじゃたまったもんじゃありません。

送り出した方にも選手の親から文句言われるかも知れないし、送り出した会社や大学、高校には有望な学生選手が来てくれなくなるじゃないですか?

やっぱりチーム作りっていうのはそういうスカウトの段階から信用を持ってないとダメなんですね。

この辺がホークスと巨人の差だったのかも知れないですね。

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カテゴリー: DAILY