
映画ジャズロフトはとても革新的なシーンが見過ごされてる気がします。
この映画は途中でこの曲をホール・オーバートンと編曲するシーンがあります。
リトル・ルーティ・トゥーティーhttps://music.apple.com/jp/album/little-rootie-tootie/1443198677?i=1443198912
ユージンスミスの写真には2台のピアノと二人の人物が写っていました。
一人はホール・オーバートン。
もう一人の人はそのシーンで私は初めて見たのですが、セロニアス・モンクと紹介されています。
ふーん、そんな名前なんだ。
一緒に見に行った奥さんはその名前は知っていて有名人なのはあとで聞きました。
ポイントはこのピアノを並べて編曲してる二人が、白人のホール・オーバートンと黒人のセロニアス・モンクである点です。
編曲された曲は1959年の演奏とアルバムにあります。
このアルバムで間違いなければ二人は人種差別がまだまだ喧しい1959年に、あの時代に二人で編曲を仲良くしていた事になります。
このほかにもホール・オーバートンに纏わる話はいくつか出てきますが彼に感謝してる黒人ジャズミュージシャンも登場します。
この人は本当の意味で知的な音人なんだなと思いました。