ルパン三世はなんで国営カジノに通用した程のクオリティをもつ精巧な偽札を捨てたのか?
紛い物つかまされた泥棒は信用がない説
なぜルパン三世は国営カジノから盗んだ偽札を捨てたのか? カリオストロの城 と刑事コロンボ権力の墓穴
ここでも書かせてもらったのですが偽物つかまされた泥棒は仲買人の信用を失うという1970年代の刑事ドラマ(刑事コロンボ)みたいな事があるんじゃないかなと思いました。
加えてルパンが既に保有している現金資産、つまり盗品を仲買人に売り捌いて得た利益を現金としてどこかに貯蓄していた場合、この現金は利息しか増えませんからインフレになると価値が下落します。
偽札で通貨の信用が落ち、インフレになればその価値が激減しちゃうんじゃないかな?
だからルパンは峰不二子の偽札の原盤を見てこんな顔をする
この動画今日偶然見つけてみていたのですが、面白かったというか興味深かったのは峰不二子が持ち去る偽札の原盤を発見したルパンの表情です。
最初は「んー?」っていう顔をするんですが、下を見るとそこにはゴート札の原盤が。
なんか不味いもの見つけた顔してませんか?
だから、これで峰不二子がどこかに売って現金化した後に誰かが組織的に偽札を大量に印刷しちゃったら元も子もないって事になるって思ったんじゃないかなあ?
一貫してこの映画の中のルパンは偽造紙幣に対して否定的な理由は全て私の想像です。
でも
・冒頭で捨ててる
・原盤見て「不味い」って顔してる
この後の「お友達になりたいわ」は峰不二子からルパン三世の保有する資産で買い取るから俺に売れって意味じゃないかなと。
そして買い取ったら破壊するか、どこかに保管するかするとか後で考えたんじゃないでしょうかね。
でも実際には峰不二子は原盤を持って走り去ってしまったので、後で偽札がもしかしたら世界にばら撒かれちゃったかもしれないです。