殺人処方箋 “Prescription: Murder” 攻略


ちょっと面白い情報に触れたので久しぶりに第一回放送の刑事コロンボを見てみることにしました。

結末を知っているだけに冒頭のシーンの秀逸さに惚れる

開始から2分20秒、女優のNina Fochさんの表情にご注目。

パーティーでクイズを仕掛ける旦那Gene Barryさんを見る微妙な表情。

この後特別なケーキを持って来させる手筈になっているんでタイミングを潰されて「早く終わらないかな?」というやや不機嫌そうな表情にしか見えなかったのですが、これジーンバリーさんに若くてちょっと胸の上の方が空いたドレスを着た女性がバリーさんに触れながら間近で話してるんで、これを嫌がってるっていう両方が混ざった表情なんじゃないですかね。

なんか俳優さん達の仕掛けがこう細かいところまで考えてあるなあと思うのは私の思い過ごしでしょうかね?


あのボトルはシャンパンなのか?

奥さんが用意したケーキと冷えたお酒ですが注いでいるグラスがシャンパングラスなんでシャンパンだと思っていたのですが、あのラベルってシャンパンなんですかね?

スパークリングワインって可能性もあるんじゃないかと思います。

撮影用に待機していたものらしく注いでもまるで泡立ってないのが興味深いです。

ジーンバリーさんの注ぎ方も結構乱暴で、あれでスパークリング系注いだら泡がドバッとグラスの淵から溢れ出ると思いますよ。

この当時と今じゃ炭酸の含有量違うのかなあ?

それともジーンバリーさんお酒を飲まない人だった?或いは大スター過ぎてシャンパンは人に注がせるものだったとか?


バーテンダーとウェイトレスの演技も細かい

3分50秒くらいの所、結婚十周年パーティーでカウンターの電話をとるジーンバリーさんの背後でウェイトレスが飲み終わったグラス類を持ってきますが、バーテンダーの男性に預けるとそのまま視線をパーティーが行われている部屋中央の方に向きます。

シーンが切り替わって再度彼女が映ると今度はバーテンダーと微笑みながら談笑するような演技。

この辺、役名もつかないような人でもしっかり演技してるのがわかりますね。


愛人最後の賭け

6分過ぎ。

この結婚十周年にかかってきた旦那さんへの電話は彼の愛人からでした。

この後この愛人は共犯者にされるわけですが、結婚十周年パーティーを蹴ってやってきた彼に「奥さんとの話し合い」を求めます。

つまりこれって殺人ではなく平和的に離婚し自分と再婚させようとしているわけですね。

もし彼がこれに乗らなくても後でこれが効いてくることは愛人も奥さんも女性なのでわかるって寸法です。

この愛人の設定はちょっと無理があるかな、ここまで頭の回る女だったらインテリジェンスで奥さんに劣る点を心配したりはしなかったでしょうけどこの後のプールサイドのセリフに出てきちゃいます。

ただ他方で愛人と彼の会話はどうも噛み合ってないのが脚本家のうまさを感じます。

彼は彼女と完全な関係を結べてはいません。

それもそのはず。

彼女に彼はそれほど思い入れがないのです。

この辺のバリーさんの演技もさすがですね。

そしてこれらは全てラストシーンに繋がっているわけです。


Stahl House

Stahl House WIKI

なんかここ有名なとこなんですね。

この愛人に会いにきちゃったシーンとか、ラストシーンとか、あと愛人が一人で張り込みに怯えてるシーンとかでも出てきたかな。

いろいろな映画で使われる有名な建物っぽいです。


この続きも続けて書くかはまた後で考えるとして。。今日はここまで。


LINK

刑事コロンボ NHK