ベーブルースと長嶋茂雄


共通点、相違点

ベーブルースと長嶋茂雄は背番号3番。

昔見たテレビ番組によればMLBを人気スポーツにしたきっかけがベーブルースのホームランで、日本プロ野球を人気スポーツにしたのが長嶋茂雄のプレースタイル。

ベーブルースはアメリカの一番人気NYヤンキースのレジェンドで、長嶋茂雄は日本の一番人気読売ジャイアンツのレジェンド。

但し。

ベーブルースは左打者で投手で勝ったこともあるが、長嶋茂雄は右打者で投手で勝ったことは多分ない。

ベーブルースはファーストだけど、長嶋茂雄はサード。

ベーブルースは監督をしたことがないけど、長嶋茂雄は日本シリーズで2回勝ってる。

昨日のNHK映像の世紀で登場したベーブルースは子供達にも大人気で、壁の下から微かに彼が見えるのか子供達が地面に伏せて壁の下に顔をくっつけていた。

長嶋茂雄は相手チームの投手(江夏豊)にすらファンが居た。

気になった事

高橋由伸談話「勝つこともそうだけどいかに魅せられるかっていうか見てもらえるかって言うのはプロ野球って大事なんだって言うのはやっぱり長嶋さんからすごい感じたかな」

長嶋茂雄は面白い人で選手としては頭抜けた運動能力を持った人だったので、プロの選手と対戦しているのに野球以外の事も同時にやっていた。

何してたかって言うと見栄切ったり、型決めたりしてた。

高めのボールをまるで時代劇の役者みたいに見送る長嶋茂雄

OB戦の映像を見てびっくりしたんだけど長嶋茂雄は稲尾和久の投じた二球目のアウトコース高目を見送ったのだが、この時ハーフスウィングを取られないようにバットを引いた。

引くのは誰でも引くんだけど、問題は引いたバットを肩に担ぐようにしてまるで江戸時代をテーマにしたドラマの主人公みたいな形を作ってみせる。

実況しているアナウンサーのセリフ「おっ!魅せましたぁ」と合いの手を入れている。

実況アナウンサーにしてもこうした長嶋茂雄の行動はさして珍しいことでもないからだろう。

ベーブルースを見ようと壁に張り付いていた子供達が居たように、長嶋茂雄もファンを惹きつける事で強い磁力を発揮していたのだろう。

現役時代から魅せることを意識してプロ野球を一大産業に昇華させた長嶋茂雄のイズムを高橋由伸が今後どう出してくれるのかちょっと期待したいと思った。

おまけ

サードの長嶋茂雄にバントしようとするもファール、しかし打球処理を期待したであろう球場のファンのためにシャドウで守備をやってみせる長嶋茂雄
徹底して長嶋茂雄のサード守備を見てもらおうと打者も三塁を狙う、サードへ強いゴロが飛んで長嶋茂雄の捕球とスローイング、その後楽しそうに笑う長嶋茂雄。

そりゃ人気出ますわこのスポーツ。