EFMマウントはAPS-Cサイズのセンサーを持ったレンズ交換式カメラ用の中では最もレンズ設計しやすいマウントであると富士フイルムにさえ認定されたマウントです。
この点ではなんとフジの設定した基準ではライカすらこえています。
EFM22やEFM32の描写能力が良いのはレンズ単体の性能もあるでしょうが、このマウントの恩恵も多分にあるんだと思います。

せっかくレンズラインナップも半分くらいは揃ったこのエントリー機をCanonはやめてしまうんでしょうか?
ミラーレスのフルサイズ用マウントにRFが発表されてCanonにはEFMマウントを継続するメリットはないと指摘する人もいます。
本当にそうなのかなあ?
https://www.bcnretail.com/market/detail/20190721_129040.html
今から2年前の都合のいいデータを紐解くと、EOS Kiss Mが売れてCanonがミラーレスでシェアトップを上半期に取っています。
このジャンルでは後発のCanonですが普及機で切り札のKissシリーズモデルを出すとサクッとどのジャンルでもトップ取れるのが凄い所だなあと思います。
https://www.bcnretail.com/market/detail/20190609_123343.html
デジタルカメラ全体シェアでもCanonはトップで設計製造にまつわるポテンシャルも高いです。
https://www.bcnretail.com/research/ranking/list/contents_type=41
2021年2月の週間ランキングでも6位と10位にEOS Kiss Mがランクインしており売れ行きは順調です。
このシェアとここまで育てた企業側にとっても資産と言えるレンズラインナップを捨てちゃうとは私には考えられないんですけどねえ?