羽田空港少し出てきますね。

背景に空港見えてるだけだと思ってたけどそうでもなかったです。
空港内の案内板がプラスチックの看板に裏から照明当てたものがたくさんあって斬新。
タイトル表示されてからキャビンアテンダント(劇中ではスチュワーデス)がタクシーで移動し有楽町あたりの交差点へ。
地下道に降りるんですが柱がみんな大理石を改変したようなデザイン。
コインローっかーも塗装が剥げてる所がそのまんまであんまりそういうの気にしてない感じが面白い。
そこかしこに赤い屋根の公衆電話ボックスが出てきたり壁がタイルばりだったり路線バスにリベット打ちまくりだったり見てて飽きないです。
カーチェイスシーンも路線バスと乗用車の戦いになるんですが、せっかくスタントの人が対向車線からはみ出した路線バスをギリギリでかわしてるのにカメラがよってないんで「なんであんな直前までチキンレースしてから一般車が路線バスを避けてんだろ?」という不思議なシーンもあります。
あと車のフロントガラスに車検シールがあるのが当時っぽいですね。
路線バスにもあるんだなああいうの。
洗面所のシーンではタイルにオシャレなんだろうか?黒丸がいっぱい描いてあるんですがなんか視力検査みたい。
黒人さんが白いピアノ弾いてるシーンが出てくるんですが、あのシーンで細いピアノ線みたいな線が何本も縦に伸びててそこを水滴がゆっくり落ちてるんですが、あれ確かオイルの筈です。
当時はやってたのかな。
黄色い公衆電話から電話してくる怪しい男の後ろには赤い小さなダイヤル。
あれお金入れなくても警察とか消防署に電話かけられる別のダイヤルだったはず。
今もう無いのかなあれ。
あと、途中出てくる「大正生命」のビル。
生命保険会社かなあ?
犯人役の二人が道端で小走りに走るシーンでは子供を抱えたお父さんが「何してんの?」って感じで半笑い、このシーンはゲリラ撮影かもですね。
でまた羽田空港。
管制塔が見たこともないデザイン。
どうでもいいけど女性刑事が「オーケー」って言う所で指を立てて前後にふるんだけどなんでそんなことしたの?
東京モノレールがここで登場。
車両が黒ずんでる(笑)
ちょっと待って大井競馬場前駅ってあんな屋根あるだけの駅だったんだ。
今は窓がついて全部閉じてる状態になってます。
つまり天井と壁に覆われるようになってるんですが1975年当時は風が吹いたら吹かれるに任せた状態みたいです。
駅改札側が出てこなかったのは残念、どうなってたんだろうあの当時。
第一話はやっぱ銀座と空港が出てくるんでこっちの方が面白いですね背景が。
この後、エンディングテーマ曲面影が流れる中、主演俳優が横一線になって滑走路上を歩いてくる映像で終わります。
そっか、この空港の第一話とこの空港を歩くシーンってなんとなく繋がってるんだ。