分析 交流戦に見るセリーグとパリーグの状況

花

気がかりな事があります。

最初にここ見て欲しいのです↓

https://npb.jp/interleague/backnumber.html

セ・パ交流戦の戦績です。

これを見ると2005年から2年間拮抗していた勝敗が2007年に一度崩れ、その後2010年に大幅にパリーグが勝ち越すとその後は2019年まではセリーグに主導権が返ってきていないのがわかります。

セ・パ交流戦 セリーグから見た勝敗差2019年まで データソースはnpb.jpさんより
セ・パ交流戦 セリーグから見た勝敗差2019年まで データソースはnpb.jpさんより

悲しみのグラフです。

線は勝敗差を記載しておりましてセ・リーグの勝利数からパ・リーグの勝利数を減算した結果です。

つまり殆ど0の下にあるのです。

興味深いのは2007年、2010年、2013年に大きく落ち込んでいる事と2015年以降はほぼ「勝てるわけねえわ」という負け越しの酷い時期が続いている事です。

岡田彰布さんにしても東尾修さんのお話、また他の方々のお話から総合するにドラフトでパリーグにパワーピッチャーが増えているから打者が鍛えられ、鍛えられた打者と対戦するパワーピッチャー以外の投手も工夫したり訓練したりするからパリーグは強くなったのだという可能性は高いと思います。

東尾修さんが松坂大輔投手を引き当てたのが1998年です。

ダルビッシュ投手が2005年から2011年まで、田中将大投手が2007年から2013年。

その後はホークスの投手陣が整備されたって話なんですかね。

2012年はダルビッシュがMLB、田中将大が10勝4負なんで前年、翌年の19、24勝に比べると見劣りする成績。

2014年は田中将大がMLBへ移籍。

って単純に考えるといいピッチャーが居る居ないで変わっちゃってるんですかね?

その後はホークスが黄金期なんで高い投手力を背景に勝ちまくってるのかなあ?

そこら辺はチーム別の勝敗表までよく見てみないとわからないですが。

それに2010年は二人の勝ち星差ほどでもないんですよね。

総合的なもんかなあ?

ただ一点気がかりなのは皆さん思い出して欲しいんです。

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2005年に日本シリーズで珍事が四つありました。

1)濃霧コールドは史上初

2)3試合連続10点丁度の得点を上げたチームがある

3)史上稀に見る貧打で敗退したチームがある

4)マット・フランコが何故かアウトコース低めのスライダーを見逃している(シーズン中なら振ってる)

特に4に注目です。

打者の選球眼が明らかにおかしかった試合が4試合続きました。

最初の3試合は見逃すとボール、最後の4試合目は見逃すとストライクで三振でした。

さらに思い出して欲しいのは私の疑惑の一言です。

「ヤクルトの打撃陣ってあんなに(際どいコースの)ボール見られたり相手チームのクリーンアップをピシャッと押さえたりしてましたっけ?」

ここに何かがある気がするのです。

いいですか?

同一リーグにえぐいピッチャーが沢山きたんでパリーグは強くなったと言ってます。

じゃあチームの戦い方にある種の特徴あるチームが同一リーグに居たらどうなるでしょう?

2004年に千葉ロッテマリーンズは1995年以来二度目となるボビーバレンタインを監督に迎えました。

2004年こそ3位に終わりましたが2005年はシーズン2位、プレーオフでホークスを破ってパ・リーグ優勝しました(この時のレギュレーションではプレーオフは優勝チーム決定戦でしたのでマリーンズはシーズンを取ったことになります)。

プレーオフでは川上哲治さんが解説で「僕なら三番に固定します」と断言したサブローをその解説の翌日に四番抜擢、見事に四番打者として定着するという大事件があったのに、そのサブローが大ブレーキ。

パリーグで唯一200セーブ達成する事になる抑えの小林雅英がまさかの乱調で逆転負け。

やっとの思いで優勝した傷だらけのマリーンズが日本シリーズでは信じられないくらい強かった。

打者はコース見極めてしまうし、相手の中軸は打てなくなるし。

あれ?

ほら似てるでしょ?

ヤクルトとホークスの三連戦にとっても似てるんですよ。

このマリーンズというよりボビーバレンタインが居たためにパリーグは彼の野球に対策をしなければなりませんでした、というオチなんじゃないかという事です。

2005年日本シリーズで見事にこれを勝利し、2005年、2006年と交流戦優勝を果たしたのもマリーンズですし、ここで勝利を重ねたことでシーズンを有利に進めたのもマリーンズでした。

となればですね。

2007年あたりからパリーグ各球団も「うちもなんとかしなきゃだよ」になったんじゃないかなあ?

ちなみにボビーバレンタインと同じことを2006年に始めた国があります。

競技はサッカーですがドイツ代表がそれです。

ブラジルW杯で準決勝なのに6点差で勝ったのは前代未聞だったそうですが。

さて?

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カテゴリー: DAILY