
露出補正方法をお知らせいたします。
露出補正というのはフィルムカメラでもデジタルカメラでも搭載されている機能なんですが、フィルムの場合の方がよりシビアになります。
特にプロビア100F(RDP3)の様なリバーサルフィルムになるとその重要度は高く、露出が少し外れるだけでコントラストが絶望的な状況になったりするのです。
撮ったら真っ黒。
撮ったら真っ白。
そんな悲劇を避ける唯一の方法がこの露出補正です。
マニュアルから抜粋すると
・人物の背後から太陽やライトが強く輝いていて、人物が影になる様な場合
+0.3から+2の補正
・人物の背景が暗くて、人物に光がたっぷり当たっているような場合
ー0.3から−2の補正
露出補正だあ?
この補正は0.3刻みで0.3、0.7、1、1.3、1.7、2.0の1/3ステップで刻まれています(普及機だと0.5ですが、T3は高級機だから)。
微妙な調整が可能なのですが初心者には何のことやら?ですよね。
なので最初はネガフィルムで練習してみることをお勧めします。
状況を記憶しておいて、だいたいこんな場面でこれくらい補正したらこんな結果になったなあという感じで感覚を掴んでいくしかありません。

操作方法
コンタックスT3の上部左側にあるMODEスイッチを一回押します。
次に右のシャッターとAFLボタン近くにあるモードダイヤルを回します。
+とーと→が書いてあるところのダイヤルです。
これを回すと左側の液晶部分に幾つ補正されたか表示されます。
その状態になったらシャッターボタンを押してください。
露出補正は一度撮影すると解除され、0に戻るそうです。
