
終わりそうも無くなってきたコロナウイルス
コロナウイルスがオミクロンBA.1からBA.2へ置き換わるかもしれないという情報が出てきました。
オミクロン派生型「BA.2」、感染力強いがブースター有効-英当局
パイ株とか株名をつけるほどじゃない変異をしたって意味なんですかね?
まあまあ分かりませんけど変異は繰り返しますね。
完全収束は恐らくコロナウイルスが存在するが、感染する人が稀で町医者か薬局の売価千円くらいの市販薬を三日服用すれば大体完治する程度の危険度になる事・・・ですかね?
終わりそうも無くなってきたとはいえいつか人類はこのウイルスに対応できるでしょう。
多分きっと。
蔓延防止等重点措置などは暫定対応でしかない
緊急事態宣言でもそうなのですが、政府の対応策はあくまで現状での被害拡大を防ぐ目的でしかありません。
であるならば誰が有効な手段を考え出すのでしょうか?
簡単ですね。
ビオンテックに代表されるような、これに対応する医療発明者達です。
ワクチンとか治療薬とかワクチンに代わる何らかの抵抗手段の発明と、ファイザーのような大手メーカーを巻き込んだそれらの生産と配布です。
それまでは政府は人々が病死したり経済死したりしないようにできる限りのことをするしかありません。
だから暫定対応なのも仕方ないんです。
そして政府は特にコロナ関連死を抑える必要があります。
メディアがやたらとオミクロン株を恐れないように報じた理由はここ、コロナ関連死にあるんじゃないかと思います。
市中の苦しい実情(飲食店が儲からないとか、旅行業界が儲からないとか)を鑑みたとか、あとはイベンターなど身内の苦境を知ってああいう態度になったかですね。
でも(緊急事態宣言などで)ガードを固めると関連死、(宣言解除など)ガードを緩めると病死と死因が違うだけで被害状況が変わらなくなってきました。
これは以前から言われていることですけどリスクが低めだからといって母数集団、つまり感染者数が増えれば死者数は変わりません。
100人に一人が死亡するウイルスが変異して1000人に一人が死亡するまでに下がったとしても感染力が高くて感染者が10倍に増えれば亡くなってしまう方が同じになってしまいます。
そうすると何が起きるか?
また人々は穴倉に帰ってしまう
新型コロナウイルス感染症がオミクロン株になって感染力を増強した結果、市中でさらに拡大し、新規感染者が過去最高を塗り替え続けています。
【国内感染】新型コロナ 44人死亡 8万1810人感染 初の8万人超
2022年1月28日 23時16分
これでまた人々は勝手に家に篭り始めます。
宣言だの措置だのすれば、人が出歩かなくなり消費が冷えます。
一方宣言せずに自由に動いているとコロナウイルスが蔓延するので、人が出歩かなくなり消費が減ります。
両者の違いは今月防衛を開始するか? それとも来月もっと酷くなってから対応するか?
言い換えれば今月から一ヶ月くらい防衛するか? 来月まで粘って三ヶ月とか半年防衛するか?
防衛機関の長さが代わるだけなんじゃないかな?
もし防衛(緊急事態宣言、蔓延防止などを実施)していても、飲食店を慮って出かける方もおられるでしょうけど、そういった方々の喉、鼻、などにオミクロン株は侵入しひそみ会話や呼吸で飛散するのかもしれません。
そして誰かの喉に、そしてまた別の誰かの喉に、そしてそのうちの何人かが新規感染者となって仕事に出られなくなるってわけです。
うまくいけば二月の第三週には前日比か前週比かで新規感染者数は下がるかもしれませんが、そこで訪れる平和は長くは続かない可能性だってあります。
これだけオミクロンが感染拡大したということは数百万人の人体でウイルスは不安定なコピーを繰り返したことになります。
もう誰かの体の中で新種が出来合っている可能性だってあります。
知りうる限りの対策
じゃあどうするのか?
私たちはこの未知だったウイルスに対して経験則を持つまでになりました。
間違いない事は
「流行する時期と流行しない時期がある」
これだけです。
第6波ピークアウトは意外と早い? 「2月4日東京3万人超え」第2波“的中”土谷隆教授の予測〈dot.〉
第1波から第6波まで(2022/01/29現在)政府も我々も経験があるわけです。
今までの傾向から見る限り、第1波から第5波までピークアウトと感染者が減る時期が必ず訪れていました。

裏側にはワクチンと緊急事態宣言と蔓延防止等充填措置が、つまり政府の努力が落ち着いた一時期を作り出してくれます。
この谷間にパーっと経済を回していただいて感染広がったら緊急事態宣言などを間髪入れずに短期間発令します。
で感染がまた落ち着いたらパーっと経済を回します。
こっちの方が給付金より飲食店もイベント会社も助かると思うのです。
何故か?
給付金はもらった人しか生き残れない
給付金はもらった人しか生き残れません。
例えば居酒屋が給付金もらって生き残ったとします。
でもそこに食材や酒などを卸していた会社は全滅です。
彼らはただ売り先を失ってしまうだけです。
しかし感染者の多い時期を避けて減った時期を経済回復期間にすれば一般国民が居酒屋とその関連業種にお客として消費を行います、それはまるで「消費という行動をみなさんに給付」する感じです。
ただしそれと引き換えに感染者が増えたとわかったら即座に緊急事態宣言を発令します。
各種業者のみなさんにおかれましてはいきなり人が来なくなることを想定いただく必要があります(食品ロスなどが出やすい難点があるわけですから、メニューなどを工夫いただく必要が出ます。鮮魚などは扱いにくいかと存じます)。
これは人々の「出掛けられないストレス」の短期間ですがその捌け口にもなります。
即断即決、菅義偉には可能だったが?
経済的打撃はどっちみち大きいですが波が来るたびに30日くらい人が動かなくなったりするよりマシじゃないかと思うのです。
そしてこの時間稼ぎをしている間にビオンテックあたりにワクチンなり治療薬なりの開発量産を考えてもらうってわけです。
しかしこれには緊急事態宣言を即決する必要があります。
岸田政権の現在は若干官邸に主導的な印象がありません。
果たしてこの運用が可能なんだろうか?
感染対策権限を持った時限組織を政府内に持って三人が投票し多数を得た決定を下していく仕組みを新たに作り総理はそこに全権を集めてみたらどうでしょう?
ローマ共和国的にいうと緊急事態の独裁官みたいな役割です。
もちろんいつかコロナウイルスがあっても普通に生活できる状態を作り出すためです。