もし毎月10万円のベーシックインカムを日本で実行したら?
仮に日本の総人口を1億人と仮定する
1億人の人に10万円配る場合に必要な日本政府の予算額は?
10兆円になります
2024年度の日本政府税収が75.2兆円(過去最高額)ですので、10万円払うと残りが65.2兆円になります
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1億人の人に毎月10万円を1年間配ると
日本政府は120兆円かかります
これは過去最高を記録した2024年の税収に44.8兆円足りないことになります
なのでベーシックインカムを適用させる場合はその受益者が国民全員とは行かないことになります
すなわちベーシックインカムで補助して差し上げる低所得者層=受益者とただ納税額が増えるだけの人に代別されることになりかねません
現役で働いている多くの人にはベーシックインカムは適用されず、ただ納税額だけが増大することになりかねません
前述の通り税収に対してベーシックインカムの与えるインパクトは絶大ですから金額はかなりのものです
適用範囲がどこまでになるのか次第ではあるいは納税額が二倍、三倍に跳ね上がるだけで
現役で働く通常の所得者層には支出が増えるだけでなんの恩恵もないかもしれません
これ納税者の多くが海外に流出しかねないと思いませんか?
翻訳のAIはかなりの進化を遂げているのです
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じゃあどうしたら良いのか?
ほっといても仕事の多くはAIだけでなくロボティクスに流れていきます
アメリカで一時的にデスク系より肉体労働系に就職トレンドが移行しているようですが
これも時間差、トレンドの遅延があるだけですなわち
時間の問題
でしかありません
だからAIだけでなくロボティクスと申しました(立ち食い蕎麦のそば茹でマシンがあるように、家も3Dプリンタでプリントされる日が来るでしょう)
だから時間みたいなものは納税額、政府税収に貢献しない可能性もあります(高所得者が高負担に応じてくれれば別です)
ベーシックインカムは解決策としては適当でないと思います
もっと大胆に考える必要があります
ベーシックインカムは人々の暮らしを豊かに程度のことしか考えていないと私は思います
すべきことは
人類をどうやって絶滅の危機から救うかにあります