結論

オズワルドの単独反抗ではあるものの、当時のキューバ政府関係者の一部は事前に知っていたのではないか?と妄想している。

 

前提

先日のJFK暗殺関連のドキュメントが公開される前までの段階、そこまでの資料と検証結果を見た限り。

 

思考

オズワルドが犯行前にメキシコシティまでわざわざ出かけてソ連大使館で拳銃を見せるなどの騒ぎを起こしているのと、キューバ大使館でシルビア・デュランと揉めている。

これらはキューバとソ連がオズワルドと関係していない事を示すための芝居だったんじゃないかと思う。

犯行前に関係先へ迷惑がかからないようにオズワルドが整理していた可能性があると私は見てる。

だからキューバなりソビエトなりはオズワルドの計画自体は知ってたのかもしれない。

ただ積極的に彼に関わる気はなかった。

だから犯行後にオズワルドを引き受ける相手が居らず、映画館に入ってそこで捕まっている。

もし逃亡するなら街を出ようとするし、逃亡する気がなく捕まるんだったらさっさと自首した方がその後の可能性が残る。

 

グローク氏の提供情報

オズワルドの犯行後の行動
時系列の確認
1963年11月22日12:30頃: オズワルドがテキサス教科書倉庫ビル(Texas School Book Depository)6階からJFKを狙撃。

12:33頃: オズワルドはビルを徒歩で出て、下宿先(オーククリフ地区)に戻る。

13:00頃: 下宿で服を着替え、拳銃を持って出発。

13:15頃: J・D・ティピット巡査を射殺(目撃者多数)。

13:40頃: テキサス劇場に逃げ込み、映画を観るふりをして隠れる。

13:50頃: 劇場内で警察に逮捕される。

 

犯行後の行動動機

他の人も言っている事だったと思うが教科書倉庫ビルから自首せず逃亡を謀っている。

巡査を射殺し罪を重ねているのはその先に逃亡が約束され国外に出ることが前提でないとおかしい。

だが、テキサス劇場映画館に入る頃には逃亡を諦めているように思える。

射殺と劇場の間に逃亡を手助けする相手との接触に失敗したか、相手がそもそもオズワルドを利用したものの逃亡を手助けする気が最初からなかった。

だからオズワルドは逮捕された後「I’m just a patsy!(俺は嵌められただけだ!)」と叫んでいる。

 

まとめ

キューバもソビエトもアメリカの大統領暗殺に関与したら大変な事になる。

実は軍事力的にソビエト連邦はアメリカと戦えるほどではなかった、だが核兵器は保有していたので真っ向勝負するなら核戦争しかない。

JFK暗殺にキューバが関与していたらその可能性すらあるのに、ましてやソビエト連邦は関われるはずがない。

従って、オズワルドの単独犯行であろうと妄想しています。