スハ42型客車
たまたまこんなものを見つけました。
生田緑地に置いてあるもので自由に見学できます。
昭和23年(1948年)製造との事で、太平洋戦争終戦から3年後に製造された車両らしいです。
シートも当時からこのようなふかふかしたものだったんでしょうかね?
装備に関するWIKI
ここには『座席は、背ずりの下半分の詰め物を厚くして腰への当たりを良くするとともに、スプリングも軟らかくされて座り心地が良くなり、長距離利用者に配慮したものとなった』とあるので、この客車は最初からこの状態であり途中近代化の過程でこのシートに変更されたわけでもない?
例えば男はつらいよという映画で見た渥美清さんが座られていた蒸気機関車の客車に見られるような背もたれが板一枚みたいな状態だったわけじゃなさそうです。
多分これは高級な車両なんだろうなあ。
チケットもいい値段したんじゃないでしょうか?
これ車両の端っこにあるんですが洗面台が備えてあるんですよ。
つまり長距離移動を想定していて一定以上のサービスを受けられるだけのチケット代を徴収しているんだろうなと思った、その考えはここからきました。
それも特にここ。
プッシュボタン式なんで長時間は出ないでしょうけどお湯が出るのがわかります。
プッシュからしばらくの間水やお湯が出てしばらくすると止まるみたいな仕組みになってるんじゃないですかね?
出しっぱなしでタンクの水が在庫切れにならないようにこの方式をわざわざ採用したと思います。
これは相当なサービスのいい車両じゃないんだろうか?と思ったわけです。
ちなみにこの洗面のコーナーは通路を挟んで反対側に小さな部屋がありましたので、おそらくこっちはトイレかな?
シャボン玉
公園みたいなところで設置されているので近くに母子が居られシャボン玉を楽しんでらっしゃいました。
それが風に乗ってこんなふうに客車の周辺を飛んでいるのです。
それで中を見学してたらこんな風にシャボン玉が席近くまで飛んできていました。
なんだかのどかな風景だったので撮ってみた次第。