鈴鹿8時間耐久レースとは?
鈴鹿サーキットは本田宗一郎さんが建設を思い立ち有名な設計者の方が設計から運営まで見据えた提案をされ現在まで日本を代表するサーキットとして君臨するモータースポーツの甲子園球場みたいな所じゃないかと個人的には思います。
そこでオートバイ1台を2から3人のライダーで交代しながら8時間、それもスプリントレース(全速力で走る)し続けるという過酷なサーキットレースです。
ちょっと似てるぜ箱根駅伝
ライダーが交代するので同じライダーが何回も登場するという点が、箱根駅伝の一人のランナーが走るのは1回(一区画)のみという点で異なりますし、そもそも箱根駅伝は学生スポーツで鈴鹿はプロスポーツな点、人が走るのではなくモーターサイクルで走る点など差分は大量にあるんですが、ドラマや走ってる人たちの意気込みと目的がなんとなく似てるんです。
夏の高校野球甲子園大会にもちょっと似てます。
何が?
それは、結構浪花節なんですよ物語的に。
もちろん目指すは優勝なんですけど全部のチームに最初からその可能性があるわけじゃない、資金豊富なチームに大半のチームは勝てません。
だから優勝を目指すものの、もっと大事なことは他のチーム共々8時間完走することが目的で、しかもスプリントレースを真夏の三重県でやるんで暑いしオートバイは故障しやすいし、タイヤも熱でダメになりやすくてバイクごと転んで主にバイク自体が怪我する事が多いです。
根性物語なんですよ、結構1970年台のスポ根がいまだに生きてる
何度もコケて、事故っていながらテープなんかでガチガチに固めてボロボロになったバイクでなんとか完走を目指すチームのライダーが、ピット出る時わざとウイリーしてピットのスタッフにアピールして見せたりする姿なんか涙もんです(これ実際にあった話です)。
確かに順位を争うのが本分なんですけど、完走できなかった他チームの分も思いを背負って走ってる感じとかなんかねえ。
いいもんですよ。
ケニー・ロバーツとワイン・ガードナーを見に行った事があります
1980年台の終わりだったと思うんですが二人が走った8時間耐久見に行った事があります。
テック21じゃない時のケニー選手でした。
自分は実は興味なかったんですが周りに子が行くんで誘ってくれた時に自分も行くことになったと記憶してます。
確かそんなんだったと思う。
みんなはよくわかってて短パンで炎天下の最終コーナー手前で見てたんですが、自分は何にもわかんないんで普通にTシャツと普通のデニム長ズボンで見てました。
結果、暑かったのは私だけなんですが他の子はみんな日焼けして足が痛いって言いながら帰路についたのを覚えてます。
サミー・ヘイガー時代のヴァン・ヘレン5150をカセットテープで聴いてました
おすすめの音楽であります
ちょうど気に入ってたヴァン・ヘレンの5150を持って行ってずーっと聴きながらレース見てたんですけど、これ合いますよ
レース開始からしばらく
レース前半向き
特にレースが後半に入ったあたりの過酷な時間帯にこれがピッタリ
レース終了