東京ラブストーリー(ドラマ)のインパクト或いはメディアの姿勢
ドラマを逆順に追いかけていったらどうかなあ?と思ったのです。
東京ラブストーリー。
1991年にテレビドラマが放送されて大反響となり、その後のこの放送枠「月曜日の午後9時」いわゆる「月9」を決定的にしたのがこのドラマだったらしいのですが、それくらい何かインパクトがあったんだろうか?
同時間帯の他のドラマを知らないからよくわからないですが、ただ日本のドラマにまったく興味の無かった私ですら後日ビデオを借りて観たほどなんで、話題性或いは「これを話題にしていこう」という強い意志がメディア側に生まれるほどのコンテンツだったんだろうなとは思います。
1990年代、私個人で言うと「興味なかったのにビデオを借りて国産の作品を見た」というのは、これとテレビアニメのエヴァンゲリオンくらいでした。
12話について
本放送は11話しかありません。
12話と言うのは嘘で1993年2月に放送された「特別編」の新撮影部分というか追加部分にして後日談みたいな内容です。
私が手に入れたDVDでは、最終話11話で3年後に再会したリカと完治(戦前生まれのお爺さんみたいな名前だ)のラストシーンからさらにもう少し後の話らしい。
時期はよくわかんない。
赤名リカは勤務先で「憧れの赤名さん」という扱いらしいけど、まあここは大人気ドラマの後日談ってことで設定ボーナスかなあ?
後輩社員さんと赤名リカさんが出張に行って、そこで落ち着いたお姉さんになったリカがちょっとだけだらしない?いや、若い後輩をフォローするって感じの話です。
行き先は愛媛。
そこで赤名リカは後輩君と別行動、1人で完治との思い出の地を巡って行きますが、あの名前を彫った柱だけは裏側を見に行こうとしません。
思い出にケリが付いたのかなあ?
と言うシーンの後、後輩社員と合流して東京に戻るというシーンで終わりです。
たったこれだけ。
なのに視聴率は本編最終話11話に継ぐ、歴代2位の29.9%。
みんな赤名リカの事心配してたんだろうか???
で、その赤名さんですが。
完治との事はケリついたかもしれないけど、それ以上ではない気がするんだよなあ。
はやく男作れよ赤名リカさんよ?
っていうラストでした。
(気が向いたら11話から1話に遡って書いてみる、かも)