Diary

小沢健二 LIFEのジャケ写

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小沢健二って人はなんだか骨の抜けたような話し方をする人で著名人でしかも大人なのに少年みたいだなあと思ったのを覚えてる。

なんだか一生懸命生きてるんだけどどこかちゃんと出来てなさそうに見えて

「これが女性に好かれてるのかなあ」

なんて思った気がする。

よくわからない人ではあった。

テレビ収録番組では女性ファンばっかり集めて作詞作曲した楽曲を披露

お姉さんぽい女性達が目を輝かせて小沢健二に視線を注ぎ

称賛の声を上げてる様子は何か不可解な方程式を提示された挙句に答えだけは辻褄の合ってるホワイトボードを見てる気分だった。

時は巡ってすっかりフリッパーズギターの名前も遠い音楽史の遺産となった昨今

改めて小沢健二って人にスポットが当たってる

冒頭の記事がそれだ

ラブリーって曲は聞いた事がある。

ほんとだギターがこの曲のだ。

有名な曲なんだね

知らなんだ

この曲が世界的に有名なように冒頭に書いたように小沢健二は日本では有名人だ。

誰もが彼の顔を知っていた。

今は若い子は知らないかも。

でも我々は知ってる。

著名だった彼の知名度を前提としたこの冒頭の記事にあるLIFEジャケットはその知名度を最大利用している。

ぼんやりしたシルエットしか写っていないけど小沢健二だってファンでない私ですらわかる。

だってKENJI OZAWAって書いてあるし彼のジャケットだ。

だからこのほとんどよく見ることのできないジャケットでも見た人の脳裏には彼の顔が明確に浮かんでくる。

ああこんな顔で

表情で

歌ったりするよなあ。

って思うようにできている。

そういう意味でジャケット写真が遊んでいたなあいい意味で。

そんな風にこのLIFEのジャケットを見て思った。

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