1980年代4月になりますとこの曲が上がってきます。
ブロンディのコールミー。
このビデオクリップは初めてみたんですがUSAなんて書いてある水着着て海に入ってくシーンなんてあるんですね。
ブロンディのキャラ付けってどこにあるんだろう?
反政府的な感じとかあるのかと思いましたけどそうでもないんだなあ。
この曲は5月24日まで六週間連続でナンバーワンを獲得。
ヒットチャートから退いたあとも時々昔ヒットした有名な曲という感じで時々放送に乗る曲でした。
それでここまで1980年に入っておよそ五ヶ月でナンバーワンになった曲だけに限ってみると女性ボーカルの曲が先日ご紹介した「Do That To Me One More Time Captain & Tennille」に続いて2曲目となります。
Do That To Me One More Time Captain & Tennille 1980-02-16 Billboard number one
なんでそんなジェンダー問題を語り出すのか変だとお想いになったともいますけど、これ多分大事な話・・・かなあ?
次のナンバーワンもFunkytownーLipps, Inc.なんで女性ボーカルと言っていい?かも?これリードボーカルかなあ?まあいいか、女性ですからね。
まだ私もチャートを1980年から追いかけ始めて5月までなんで、それもナンバーワンだけ見てますからまだまだ結論には早いのですがこのジェンダーに関する情報はもしかしたら後で効いてくるかもしれないで自分へのメモも含めて書いておこうかと思います。
そしてもう一つ大事な事。
ここまでの男性ボーカルナンバーワン曲ですね。
Please Don’t Go – KC And The Sunshine Band
Escape (The Pina Colada Song)- Rupert Holmes
Rock With You- Michael Jackson
Crazy Little Thing Called Love- Queen
Another Brick In The Wall (Part II)- Pink Floyd
三曲女性ボーカルが出るまでに5曲の男性ボーカルなんですよ。
ブロンディとこの次のリップスインクも長期間ナンバーワンでしたが上記だと1979年を除けば(escapeは1979年に一位になってまた1980年に一位に返り咲いています)マイケルジャクソンとクイーンとピンク・フロイドの曲は複数週間ナンバーワンでどれも大きなヒットです。
だからたった7曲目なのにブロンディのナンバーワンが終わる頃には5月が終わっちゃいそうなんですね。
ヒット曲が異常に長生きするここ2023年あるいは過去数年からすると5週連続くらいで驚くなよ?と思われるかもしれないんですけど、いやこの時期のヒット曲の戦いって壮絶だったんですよ。
クイーンはマイケルの曲の息の長さを見ながら慎重にシングルリリースしたんじゃないですかねこの時、同じことはクイーンの曲がまた長生きだったんでピンクフロイドも慎重に時期を測った可能性もあるかと思います。
逆の話で言うと後年U2とブライアン・アダムスが同時期にアルバム出してどっちが勝つか?みたいな話題があったり、ブラーとオアシスの対決の話なんかも1990年代に入るとありますよね?
ロールウィズイットでしたっけ?ブラーの方はなんだったかな?
そう言う意味ではDo That To Me One More Time Captain & Tennilleは一週しかナンバーワンになってないんですが、それは4週間も一位にマイケルジャクソンが居てやっと落ちたところで一位を取ったのに、その週の二位には既にクイーンが上がってきていて翌週には逆転されるという悲劇の曲だからです。
競争激しいんですよ。
考えてみてくださいよ。
マイケルジャクソンが下がってくれるの待ってたらクイーンが追ってくるなんて恐怖でしかないでしょ?
まあ後年フォリナーという悲劇のグループも控えてるんでこの話はこの辺で。
ともかく、男性の曲がとっても多い時期だなあって気がします。