この曲はシティ・ポップで検索するとGoogleで早い目に出てくる曲です。
少なくとも私が検索した際には絶えず一位でした。
しかしこの曲はどうも男性には痛い歌詞に思えるらしく女性人気はあるものの男性はあんまり好んでない気がするのは私の気のせいでしょうか?
今回はこの歌詞の女性がいかに可愛いかを私なりに推測して書いてみたいと思った次第です。
主人公は傷ついた女性
普通に冒頭から歌詞を読んでしまうとつまり歌を聴いてしまうとこの主人公の女性はとても嫌な女性です。
恋愛をゲームだと言い切って楽しんでるがまるでガムみたいにすぐ味がしなくなったかのようにポイと男を捨てると言ってると思います。
今時の男性はこの歌詞をどう受け止めるんでしょうね?
でもこれに続いて出てくる歌詞は『愛に傷ついた」と続くわけです。
失恋とは言ってないですが主人公の女性以外の客観的な目線で見るとこれは失恋の筈です。
男性がこの主人公の前から去ってそれが夜遊び三昧の日々に引き摺り込んでしまったわけですよね。
その夜遊びの中で女性は男性を手玉にとる様々な方法を身につけていったんですね。
その過程がどんなものだったかはわかりませんがだから男性と深い交際をせず適当に相手にしてるだけって事ですね。
心配でしょうがない
今時の若い男性はどう思うんだろうこの女性の言動。
昔若かった男性もどう考えるんだろう?
私はもう心配でしょうがない人ですこの女性。
『愛に傷ついた』につづけて出てくる歌詞は相変わらず男性を振り回して捨て去る怖い女性の姿だけがそこに描かれます。
だからこのポイントに思える歌詞の前後は氷みたいな女性ですね。
でもまた引っかかることを言い出します。
ちょっと竹内さんの歌が聴き分けにくくなってる部分なんですが女性のファッションは全て「孤独な友達」なんだそうです。
この女性にはもう友達と呼びたくなる人もパッと思いつかないんですね。
アドレス帳には居そうなんですけど。
もう連絡する気力もないのかもしれないです。
だから友達はお気に入りの靴と服なんですよね。
独白がいよいよ佳境に入る
この女性を誘う人が彼に似てるんだそうです。
この節へんですよね。
だって誘う人は色々居るはずなのになんで彼に似てるんですかね?
特定のキャラクター属性の人にしか誘われない人なんていますっけ?
つまりそういうことなんだと思います。
そして一番引っかかる歌詞。
彼。
いや愛に傷ついたんだからもうその人は彼なんかじゃないかも?って思うんですけど女性はそうは思わないわけですね。
まだ彼なんですよ。
いや本当にそうなのかもしれないですけどね。
単に喧嘩中なだけとか?
いやあ。
違う気がするんだけどなあ。
『思い出と重なり合う』
じゃあそういうことでしょ。
そして独白が完全に相手を特定し出します。
『急に涙ぐんでも訳は訊ねないでね』
男性に同情する人は?
じゃちょっとだけ男性達に同情する?
この女性を誘ったのに適当に遊ばれて捨てられていく男性達がかわいそうだってそう言えるか?
うーん。
いや本当に文字の通りならそうなんだけどちょっと信じられないんですよ私は。
例えば女性の事情を知っていても男性って誘うじゃないですか。
同じ空間に男性がn+1人、人数は何人でもいいです但し2人以上。
その空間に女性が一人。
女性が男性のうち誰か一人を好きになってたとします。
そうすると好かれてない他の男性はその好かれている男性さえ追い出してしまえば自分が後釜に座れるチャンスができると考えます。
これ彼に似てる人が次々に主人公の女性を誘ってるんですがもし事情を知ってるんであれば無理筋ですよね。
だってこの女性は彼のことが好きなんですもん。
同じ空間に居て他の男性が好かれたってことはその男性と同じ属性を信じられないくらい多面的に一致させている男性以外は本質的にその女性の求める男性ではないことになると思います。
だからこの主人公の女性を誘っている男性ってちょっと達が悪いように私には思えるんです。
女性はまだ彼のことが好きなわけではない
この歌詞の主人公の女性を誘う男性がどういう筋の人かわからないんですがもし私の推測通りならちょっと同情も難しいかなと思います。
だって失恋して弱ってる所を狙ってる訳でしょ?
どうかなと思いますね。
歌詞には彼に似てるって出てくるし彼に似てる人にばっかり誘われるんですよね。
この主人公の女性は彼のことがまだ好きなわけではないですよ。
この主人公の女性は彼が好きでそれはもう多分ずっと変わらなそうに思えてるん状態じゃないかなあ?
最終的にその想いがどうなったかは定かじゃないですけど「ハロゲンライトが怪しく輝く」時間帯に男は車かタクシーで眠りこける主人公の女性を彼女の住まいまで送らされてるんですよね。
男が主人公の女性に寝てると思って悪口を言っても気にしないと歌ってるから実際には眠ってはないし女性は男に対して何も警戒心を解いてない上に男性の攻撃性は薄れてません。
だから対向車がそれなりにある時間帯に帰ってるって事なのかなあなんて思ったんですよね。
この女性は可愛いが想いは届かなかったと思う
この歌詞の主人公の女性はとても可愛い女性で彼に冷たく捨てられて夜の街を徘徊してる状態ですね。
よろしければこの惨状を彼に気付いて帰ってきて欲しいんですが自分からそれを言いにいったり彼の知るところとなるように振る舞っている歌詞はとりあえずこの歌の中にはないですね。
だから歌詞を読んでる限りではこの女性はとっても可愛いです一途だし。
でも想いは届かなかったと思う。
何かが引っかかって彼はこんな彼に似てる人から次々に誘われるようなとびきりいい女を捨てたわけです。
彼も辛いと思います。