ChatGPT時代に生きる我々はどういう時代をどのように生きたらいいのか?
ChatGPTは嘘をついている
私もいくつか質問してみたし国外の組織でも同様のことをやった人たちがいるが回答の中には虚偽があると判断されたそうだ。
私の質問に対する回答は虚偽というより先にも書いたとおり
「そう答えておけばアメリカ人は喜びそうだね」
という無難でポリティカルにコレクトしているもののサイエンティフィカルでない回答が返ってきた。
これじゃあダメだろうと思うかもしれないがそうでもない。
私が批判した部分はこのシステムが人の意図を理解できないことだ。
これは当初からAIの弱点と知られている部分であり人はここを抜け穴に感じるはずだ。
人はAIにできない仕事ができる。
ただしそれは高度な会話が可能で社会性の高い人物だけだ。
98%くらいは女性だろう。
大学は知識優先
日本の大学は知識量優先だと批判を浴びている。
批判しているのは誰だろうこれ?
(立教大学の教授だった)
今テレビで見た。
ITエンジニアならわかると思う。
知識とはDBレコードだ。
知能とはCPUやGPUやQPUだ。
ここにどんな(その人の脳が作り出す検証結果と解決策ともいうべき)プログラムを組めるかはその人次第であり個性だったり能力だったりするだろう。
だから筆記試験はDBから正確なSELECTを出来ることが尊ばれている。
それだけではダメなのが海外の大学だそうだ。
「想像力が大事」
何を知っているかではなく知っていることから何を想像できるかが大事なんだそうだ。
それってITエンジニアリングでもそうだし政治でもそうだ。
政治家は一見変なことを言っている。
だがそこには裏の意図がある。
これは「人の意図」が「会話から汲み取る」ことができることが必要であるからChatGPTには不可能だ。
だが筆記試験なら正確な情報をロードさせればChatGPTの方が優秀だ。
あっちはマジでおそらくNoSQLあたりから的確(と世間一般が思い込んでいる)事実を連ねる。
ならそれは試験で100点を取れる。
海外の大学で大事な事はIT現場では普通に使われている
決まりきった仕様書に従ってコーディングしたり顧客の目的が過去例が存在しそれに似通った形で実装するだけの設計書なら誰でも書ける。
だがイレギュラーな対応、それも顧客が迷ってたり解決策が見つかっていない問題、見過ごしている解決策を提示案しプログラムに落とし込める能力はChatGPTがこの先数世代持ち得ないと思う(個人的には)。
これは先に出てきた想像力である。
赤毛のアンが「想像してみて欲しいの」と訴えかけているがあれだ。
私たちには想像してみて欲しいのだ。
それがこれからの世界である。
SFを読め!
サイエンスフィクションを読め!
というおじさんがいる。
これは嘘だと思う。
読む必要なんかない。
でも読んで刺激を受けることはあなたの得になるだろう。
特に世代が上の人で読んだことがなく特にバカにしてた層は読んだ方がいい。
今世間を騒がせている昆虫を食する試みがあるが、SF小説の世界だと海中の微生物を集めてクラッカーにして国民に配給する物語が存在する。
書かれたのは1966年だ。
遠い昔に未来を予見し現在それが現実になろうとしている、
そういう事例がたくさんある。
それがSFの素晴らしい面の一つだ。
あれは頭のいい人が書いているのではない。
大天才が書いているのであれをバカにしていた人はノアの方舟を笑ってるタイプの人だ。
自己を戒めるためにぜひ読んだ方がいい。
多分難しくて挫折するだろうけど少しでもいいから目を通しておいた方がいい。
それが未来がどんなにハードな時代を迎えるかを指し示すのに最高の材料足り得るからだ。