刑事コロンボ (68)「奪われた旋律」 “Murder With Too Many Notes”

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(68)「奪われた旋律」


コレなんだろうなあ?

パトリック・マクグーハンが指揮する最後のコロンボ作品にして刑事コロンボ作品最後から二番目の作品です。

あとはいくつか疑問点が。

若者の仕事を搾取する老人の話

どういう意図でこの話になったんでしょうねえ。

人に仕事させておいてあたかも自分の手柄みたいにしちゃう人の話。

いや、ネットで前にあったんですよね。

人が書いたものパクッて自分のサイトに転記しちゃう事件が。

これが最終盤でテーマに選ばれた理由はなんだろうなあ?

制作から公開まで2年かかってるのはなんでだ?

これ20世紀最後のコロンボ作品らしいんですよ。

でも公開が21世紀。

この間なんでこんなドル箱タイトルというかコンテンツが保留されてたんだろう?

杜撰さ

コロンボって見かけと正反対なのが面白いところなんですよね。

コロンボ警部の雑で身なりを気にしないし相手の様子も見ないあの感じ。

これが面白さなんですが、案外繊細な所もあって被害者や遺族に寄り添う姿勢はさすが昔の人って感じのドラマに仕上がってる・・・のが旧シリーズなんですが(笑)。

このコロンボは全然雑なんですよね。

どこがって?

まあ見てみてください。

あれ?って思うシーン出てくるから。

いい意味で最後の作品

最終作は次作なんですが、コロンボフォーマットガチガチって意味では事実上最後のコロンボ作品と見て間違い無いと思います。

いい意味で最終作品は違った意味のコロンボに仕上がっていて、これはこれで興味深いのですがマクグーハンとフォークのコンビで送る最後のコロンボって感じです。

キャスト

リチャード・リール

脇役なんですけどやけに色のついた顔した貴重な俳優さんです。

なんだろうなあ?

思い出せないんだけどよく見る人なんだよなあ。