日本シリーズを戦ったチームは翌年打線が沈黙する
セリーグのチームは割とこの傾向があるように思う
ちょっと時間がないので正確な数字を見た話じゃないが、ホークスと戦ったチームの打線が割と翌年爆発力を失うケースが多い気がする
短期決戦で単一チームと戦うので相手球団が細かく分析してくるから、対策が立てられてしまうし、それを日本シリーズで公開するから翌年にそれを参考にされるんじゃないかと思う
特にセリーグは投手がパワー系でないケースが多く、コンビネーションで攻略してくるからよりタチが悪いのではないだろうか
横浜ベイスターズが優勝を逃した原因
理由ははっきりしていて怪我人が多く阪神が年々強化していた投手力が高レベルまで上がりすぎてて上に行けなかったのだ
それに考えてみてほしい、横浜ベイスターズは2019年、2022年、2025年と3回2位があるだけで優勝したのは1998年以降は一回もない
クローザーは使っては壊しを繰り返していて真の戦力は揃っていない
その一方で有望な野手、外国人投手が増えていることも事実なので、おそらくここ数年で完成に向かうチームじゃないかと思う
優勝を逃したから辞任する三浦監督、多分言えないだけだと思う
多分本当の事情はスポーツマスコミが報じている方だろうと思う
そろそろ本格的にDeNAが野球を改革しようとしているんだろう
仰木彬、アレックス・ラミレスが個人的にやってたこと(大量のお酒を飲みながら夜間データ解析)を球団側がやるようになってきたから、今後は監督は監督というより現場マネージャーに徹してほしいんだろう
となると監督の裁量権は狭くなる
長嶋茂雄風にいうなら「傭兵の妙」みたいなものが違う角度から必要になってくるというわけだ
それでもだめになるわけじゃない
ボビー・バレンタインがデータ解析担当のプポさんを使って対策した結果、2005年の33-4を達成できた面はある
ただ高度データ野球の裏側にもまだ監督の傭兵の妙はある
1994年の日本シリーズで指名打者が使える第4試合で、原辰徳でなく吉村禎章を4番に据えたことでもわかる
長嶋茂雄監督は第4試合の相手ピッチャーが郭泰源という高速スライダー投手であるにも関わらず、解説の野村克也監督によればスライダーを苦手にする吉村を4番に抜擢した
しかし吉村は大活躍した
長嶋茂雄監督の読みは吉村と郭泰源の対戦成績で吉村に軍配が上がっていることを念頭に置いたのだろう
実際にベンチリポーターが郭泰源の試合前コメント「吉村・・・うーん、(自分は過去に吉村には)打たれてるんだよなぁ」を拾っている
データをどう解析しどう実際の試合に適用するか
監督の仕事がなくなるわけではないと思う