仙台に対する誤解

そこは仙台だった。
広い芝のがなだらかに続く公園で宮城県の人々がのんびりと過ごしていた。
そこに私は男女二人を含めた3人で自転車に乗ってやってきた。
そんなところからこの夢は始まる。
本当に今朝見た夢だ。
りそな銀行の前にそんな公園が広がっていて私たちはそこに自転車を停めた。
ただその時、私だけどこかに一度一人で移動してまた戻ってきた。
その時自転車をどこに止め置いたか忘れてしまったらしい。
自転車がない、それに気がつくとスマートフォンも持ってない。
みんなどこに行ったんだろう?
手元にあるのはスマートウオッチくらいで財布はそもそも持ってきていない、バーコード決済で済ませるつもりになってるのでスマートフォンがないと会計もできない。
さて困ったぞ。
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昭和な街になってる仙台

仙台は昭和中期くらいの街並みになっていた。
私はとりあえず東京に帰るのに必要だから自転車を探した。
私は仙台の商業施設屋上にいた。
タクシー運転手のようなあるいは商業施設の裏方のような格好の男性が屋上から階段で降りようとする。
屋上は4階部分に該当する高さで階段でもまあいいかと思って私は彼について行った。
後から女性もついてくる、誰だろう?
階段は急で先が見えないくらい切り立っている。
危ないなと思いながら降りていくとあと1フロアで地上というところで階段の段差がとてもじゃないけどジャンプするレベルの段差になってる。
先に降りて行った人はもう居ない、どこに行った?これ降りたのか?
私が無理だと諦めて屋上に戻ろうとすると女性が笑って「あんなの無理ですよね」と言う。
よくわかんないけど熊谷真実さんだった、女優さんだ、なんでここにいるんだろう?
私は熊谷さんと屋上から屋内へ入って一階を目指した。
最初の階段がまた変な階段でうねった階段に黒いプラスチックの椅子が何個も固定されていて劇場みたいになってる。
そこに人々が座ってプロジェクターから投影されている映像を正気の抜けたような目でぼーっと見ている。
私と熊谷さんともう一人、昔仕事先にいたパートの女性の少し若い頃みたいな、よく似た女性が階段を降りる。
私は降りにくいなあと思いながら階段を下り最後はうねるような床になっていたので靴の裏を滑らせてスーッと降りて立ち止まった。
振り返ると皆映像を見入っていた。
パートの女性みたいな人は無表情でおりにくそうに降りてくるがもう熊谷さんは居なかった。
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りそな銀行
一緒にきた男女は朝食を食べにいくと言って先に出ていた。
よくわからないけどどこかに宿泊して翌日だった。
彼らは私の自転車の行方にもスマートフォンにも無関心だ。
スマートフォンは散乱した衣類の裏から出てきたが自転車がまだない。
私は自転車を探しに街に出た。

仙台にイノベーションシティ(羽田空港近くの天空橋駅に併設された実在のビル)にあるようなショールームがあった。
そこに入ると携帯電話が展示されている。
でも展示してるのが銀行員だ。
私は自転車を探しているので自転車を停めた可能性のあるりそな銀行前の公園の話を行員に聞いた。
すると行員がすごく嫌な顔をしていて、そういえばあれはりそな銀行の前で、この展示ショールームは三井住友銀行だ。
りそなの話をされて三井住友の行員はすごく嫌な顔をしたのだ。
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