STREET 12月別冊SPECIAL. MARTIN MARGIELA

西暦何年とか覚えてないんですが六本木の交差点からまだ遠いところに青山ブックセンターがあった頃
そこ一階に真っ白な雑誌が売ってました
表紙が真っ白で何もプリントされてないのでパイロット版かなんかかな?と思って近寄ると多分だけどポップに STREET MAGAZINE って書いてあったんだと思う
じゃなきゃ買わないもの
ああ、ストリートマガジンってこういうところで買えるんだ
そう思って記念に一冊買いました
いやなんか二種類二冊買ったような記憶もあるんだけど違うかなあ?
買っただけで満足しちゃってしかも写真は全部遠い世界のかっこいい人々って感じでふーんって思ってそのまま本棚にありました
いつ買ったのかなあ?
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AIが言うには
1995年12月に刊行されたこの別冊は、当時まだ謎めいた存在だったファッションデザイナー、マルタン・マルジェラを特集したまさに“記録としてのアートピース”です。表紙はまったくの無地。タイトルもロゴもなく、真っ白な紙面がただそこにある。それが逆に、見る者の興味をかき立てる設計になっています。
この号の中では、マルジェラの初期のコレクションや制作の裏側、そしてショーの舞台裏までを、写真と簡潔な言葉で丁寧に追っています。彼が意図的に“ブランドらしさ”を排除し、再構築された古着や軍服でファッションの在り方そのものに疑問を投げかけていたことが、誌面からも伝わってきます。
また、この雑誌は日本語と英語のバイリンガル構成で、国内外どちらの読者にも刺さるように編集されており、紙の質感やレイアウトまでも含めて一つの作品としての完成度を持っています。
後年になって「SPECIAL.1」と呼ばれるようになったこの号は、現在ではコレクターズアイテムとして高値で取引されることもある貴重な一冊。偶然に手に入れたとはいえ、本棚に眠っていたその白い冊子は、まさに時間を超えて語りかけてくる“静かな文化遺産”かもしれません。
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初期マルジェラの思想と美学を記録した唯一の日本語媒体のひとつ デザイナー本人が編集・デザインに関わった稀有な出版物で、彼の匿名性や脱構築的アプローチが誌面全体に反映されています。
ファッション史・ストリートカルチャー研究の一次資料 90年代の東京ストリートとヨーロッパの前衛ファッションが交差した瞬間を記録しており、研究者やキュレーターからも注目されています。
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俺のWEBサイトはこの雑誌からタイトルだけパクった
1995年当時に自分で運営してたWEBサイトはこの雑誌がもとになってる
インターネットやカメラとか写真とかはまだあんまり認知度がなくていい趣味だとは思われてなかった
自分はそこを変えたくて、イメージを一新するようなサイトを立ち上げたいと思ってそのサイトを始めたんだ
構成は
- お店とかの紹介(見た人の役に立ちそうな話)
- 自分で撮った写真
- 自分で書いた小説
と言う三本立てで要するにインターネット雑誌をやってみたかったんだ
別にビジネスにしたいとかそう言う意図は全然なくてただやってみたいことをやってただけなんだけど
現在と違ってお店の情報は掲載が難しかったからダメだった
店舗経営者がインターネットに写真を掲載されたり情報を流されるのを自分達の価値を毀損されるように感じてて無名の自分にはここが突破できなかったんだよね
だから自分で撮った写真と自作の小説が掲載されただけの個人サイトになっちゃったわけでそこは残念だったなあ
まあそんなわけで自分のサイトタイトルの元になった雑誌だったから千六百円もしたのに即買いしたわけです
タイトルは Electric, Street Magazine.と言いました。
また立ち上げ直してみようかなあ、あと一個ドメインあるし。