DENON PMA-600NE
数年前に購入したこのアンプ。
自分のアンプ歴はDENON→YAMAHA(DENONが壊れて中古で買った)→DENON。
これで3台目かつ2台目のDENONです。
しかし毎回毎回いちばーーーーーーーん安い機種しか買ってなくてごめんねDENON。
ただ近代オーディオ買ってみて意外な事に遭遇しました。
。
電源とスピーカーしか繋がってないアンプ
写真もう一回見てもらうとブルーランプが点灯してると思うのですが、これってBluetoothやってまっせ?ってランプです。
そして現状このアンプと繋がってるオーディオ機器は
0です。
一個もないんです、オーディオ機器。
古い椅子の下に隠されたソニーのCDプレイヤー(CD=コンパクト・ディスクという円盤状のものを挿入すると記録された音楽が再生されるありがたい機械)はあるんですが接続していません。
今このアンプから流れる音声は映画、音楽、ドラマ、誰かのYouTube配信音声だけです。
そして音源はコンピューターだったりスマートフォンだったりで全部無線接続なんですよ。
スピーカー
↑
(コード)
↑
アンプ
[DENON PMA-600NE]
↑
(Bluetooth:無線)
↑
Mac・iPhone・iPad
未知との遭遇に負けるCD
CDプレイヤー持ってるくせに繋いでない理由はSONYのCDプレイヤーが黒くてアンプの見た目に合わないのもあるんですが、それ以上にCDを取り出してセットして曲選択してっていうのがもう面倒くさいのが最大理由です。
音楽アプリの方が手軽なのと音楽アプリが「お前この辺の曲好きそうだよな」って判定した未知の曲を再生してくれるんでたまらん楽しさもあるのです。
不便で逆に楽しいヴァイナルレコードの復活(アナログレコードの復活)
ヴァイナルレコード(アナログレコードのことを今はこう呼びます)とカセットテープがフィルムカメラみたいに復活してきてますけど自分の行動から逆に想像してみるにCDは手軽すぎる反面、アナログレコード(ヴァイナルレコード)はうやうやしい手続きが多すぎて逆にいいのかもしれません。
- ヴァイナルレコードを厚紙ケースの中のビニールケースの中から表面に触れないように端を持って丁寧に取り出す
- レコードの盤面は裏にも表にも音楽が記録されているのでどちらにするか選ぶ(A面B面、サイド1・サイド2←怖い人が住んでるスペースコロニーではない)
- 再生する方の盤面に静電気防止スプレーをする(しない人も多い)
- レコードクリーナーで表面を拭く
- ターンテーブルの蓋を開けてレコードをセットする
- 高いターンテーブルでなければ自分で回転するレコード盤の端っこにそーっと針のついたアームをおろす
ここまでしてやっと1曲めが聴けるんだから大変だ。
この手順の多さなんかが逆に面白いんじゃないかと思うのです。
だってCDだとケースから出す、CDデッキにセットする、再生ボタンを押すで終わりですからだったらもっと手軽なアプリでいいよってなるのかもしれんです。
アナログブームは物との出会いもある
ヴァイナルレコードとCDと音楽サブスクを比べると一番差が大きいのがレコードは縦横32センチもある大きな写真やイラストと共に音楽メディアを手に入れられる所ですよね。
なんか物として手元に増えるし大きいので実感も湧きやすい。
昔からの慣わしを大事に守ってる方ならこのレコードを再生中にそのジャケットの表面をこちらに向けて飾ったりもできる。
部屋にふっと写真やイラストが飾られる、それも自分の好きな音楽と結びついた画像を見ながら部屋に共存できるのは特別な体験です。
(ここにあとレギュラーコーヒーがあれば言う事なし)
フィルムカメラも似たような体験をしますよね、撮影後に撮影結果としてスリーブが残ります。
CDよりヴァイナルが売れる理由はこの辺もあるかもしれません。
って言うかこの辺は以前から言われてますよね。