yokohama slit
映画・ドラマ

なんでルパン三世はクラリスの心を盗んだ事になってるのか?

結論

「あなたの心です」=とは=「クラリス様のご意向に沿って、彼を逮捕しません」と言っている

銭形警部としては世界中継されてるし一応ルパン三世を追いかけないといけないんだけど、

伯爵死んじゃったし現時点で事件発生した国の最高権力の

継承順位1位っぽいクラリス

からは

「彼の方は何も盗みませんでした」=「ルパンの野郎何も盗んでませんぜ旦那?逮捕する理由無くね?悪意ある意訳)」

すなわち

「おい昭和一桁!うちのシマ(国内)であいつ逮捕すんじゃねえ!!わかったか?!」

と言われたので

「(ルパンが盗んだのは金品でなく)あなたの心です」=「刑事では無く民事です」という言い方で「承知いたしました(自分の業務の範疇を外れております)」と銭形警部は返事したのです。

だって偽札工場だろうが器物損壊した訳だし、それ以前にも前科山盛りのルパン三世ですから銭形警部は逮捕すること可能な訳です

ICPOの「こわーいおじさんがいっぱい来た(ルパン)」からにはルパンは逃げるし銭形警部はICPOが見てる手前ルパンを追わにゃならんのです

たとえ形だけだとしても

でも国の最高権力者からは止められてるし、なんなら銭形警部も加担してるし今回ばかりは「商売抜き」だったし国際紛争の火種でICPOでも各国の責任者は責任の擦り合いだったのにそれを解決したのは他ならぬルパン三世

だから形だけでもルパン追っかけますけど、追いかける理由はクラリスさんあなたの一抹の寂しさみたいなもんを残しやがったあの野郎を追いかけますが理由はそんだけですと返事しているわけです

だからここの会話は

クラリス「ルパンを見逃しなさい、我が国に貢献した人物です我が領内での逮捕は認められません」

銭形警部「彼を追いますが逮捕を目的といたしません」

というのを小粋に答えた感じじゃないんですかね

多分きっと

だってさ・・・

白楽
白楽

銭形警部全然息切らしてないし汗かいてないし走ってないもん

(ルパンと城内で暴れてる時は額の脇にちゃんと汗の描写あるし)

クラリスとルパンが会ってるのどっかで見てたはずだけど

すぐ出てこない

全然急いでない

むしろクラリスとルパンの会話優先しちゃって

ルパンとクラリスの会話が終わるまで銭形さんじっと待ってた

クラリスはクラリスで伯爵死んだしあの年齢って何歳か知らないけど

国を一個背負う

んだよね、不安じゃん?

国の評判は最悪(世界大戦にまで関係してたんだし

劇中の時点では「現在」、東西冷戦構造の裏側で世界経済に大打撃与えてた訳でしょ?

言い訳に奔走しなきゃならないわけで

緊急記者会見待ったなしですよ

「これからカリオストロ公国は(湖底から蘇った大規模なローマ遺跡を軸に)観光立国にシフトし、過去を真摯に反省し、改め国を律して行きます」

くらいのこと言わされるわけですクラリス個人は何にも悪くないのに

お父さん早くに亡くしてる(それも伯爵に殺されてる)し父性的なものもルパンの中に久しぶりに感じただろうし

小国とはいえ一国の後継者だからね

心を盗まれたっていうかまあ逃げ出したい気持ちがちょっと湧き上がったって話じゃないんですかね

 

宮崎駿さんのインタビュー記事とは一致しないんだよなあこの意見、つまり間違ってんだろうな

 

これ前にもかいた気がするんだけどどこに行ったんだ?

前回と違うこと書いてるかも・・・ごめん!

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